固有種が教えてくれること

1時間目

ワークシート　固有種が教えてくれること固有種が教えてくれること１記入例

単元の目標

資料を用いた文章の効果を考え、それをいかして文章を書こう

固有種とは（特定の国やちいきにしかいない動植物のこと）

文章構成

初め（１～２）中① （３～７）　中②　　（８～１０）終わり（１１）

筆者の考え（要旨）が書かれている文章を抜き出そう。

双括型
わたしは、この固有種たちがすむ日本の環境を、できるだけのこしていきたいと考えています。（１３９ページ５行目）

わたしたちは、固有種がすむ日本の環境をできる限り残していかなければなりません。それが、日本にくらすわたしたちの責任なのではないでしょうか。（１４５ページ４行目）

２・３時間目　文章を読んで、資料を用いる良さを考えよう

ワークシート　固有種が教えてくれること２固有種が教えてくれること２記入例

〇　資料と対応している文章の始めの五文字を抜き出し、そこから読み取れる効果を考えよう

資料１：対応している文章（日本に固有）139ページ8行目
読み取れること・筆者が伝えたいこと・資料の効果
大陸に近い島国の日本とイギリスだが、日本には「固有種」が多く、イギリスには「固有種」がいない。
地図があることで、日本とイギリスが大陸に近い島国だということが分かりやすい。表があることで、日本とイギリスの対比が見やすい。

資料２：対応している文章
図１（日本列島は　）１４０ページ５行目　図２（アマミノク　）１４０ページ１２行目
図３（同じように　）１４１ページ８行目　図４（北海道が大　）１４１ページ１１行目
読み取れること・筆者が伝えたいこと・資料の効果
３つの地域が、大陸から切りはなされて島になった時期がそれぞれ違うこと。
日本が、長い年月をかけて大陸から島国になったこと。
地図と年表があることで、本文の説明が分かりやすい。

資料３・４：対応している文章（それは、日　）１４２ページ９行目
読み取れること・筆者が伝えたいこと・資料の効果
寒い地域からあたたかい地域までの気候的なちがいが大きい。
平地から山岳地帯まで変化に富んでいる。
気温の変化や標高の違いが、色分けによって分かる。

資料５：対応している文章（最もよく知　　）１４３ページ７行目
読み取れること・筆者が伝えたいこと・資料の効果
人間の活動によって、固有種が減ってきていること。
絶滅した動物が見て分かる。
文章だけでは分からない。

資料６・７：対応している文章（ニホンカモ　　）１４４ページ８行目
読み取れること・筆者が伝えたいこと・資料の効果
天然林の減少するのにともなって、ニホンカモシカがほかくされるようになったこと。
２つのグラフがあることで、天然林とニホンカモシカのほかく数の関係性が分かる。
固有種の保護と生息環境のバランスが重要。

〇　資料を用いる良さ
・　文章で書いたことが、より分かりやすくなる。
・　文章の説得力が増す。
・　一目見て分かりやすい。
・　２つのことを関連させて示すことができる。